日々の暮らしを考えた伝統的な土壁と木の家

愛知県小牧市 K様邸インタビュー

【建築データ】

延床面積:216.96㎡

― 新しい住まいづくりのきっかけは?

 

息子が大学を卒業してこちらに戻って就職することになったので、母屋の隣の別棟を建替えることになりました。父母兄妹の4人で住む家なので、それぞれの思いを入れた家がいいと思っていました。建築関係の仕事をしていたおじいさんに相談したら、家は木じゃないと、土壁じゃないと、と言うことでおじいさんの目にかなうこだわりの家を建てることになりました。

K様邸の外観
K様邸の外観

どうして大勝建設に?

 

おじいさんと一緒に仕事をしていた人から「木の家なら大勝さんいいよ」と紹介してもらったのがきっかけです。それで社長とお話して、それからは早かったですね。

家づくりを振り返って、思い出や楽しかったことは?

 

上棟に3日間かかったんです。3日間晴天で、真っ青な空に大きな梁がバーっときて、あれはすごかったですね。大工さんが梁をパパっと歩いてスコンスコンと。

ホントに壁がなくても向こうが見えないぐらい柱が建ってるのは凄い!大勝さんの家は凄い!と思いました。

使っている柱は素人目で見てもわかるくらいキレイで節がなくて。尚且つすごかったのが、瓦屋さんが、この家は全然狂いがないって。普通、瓦を伏せた時ちょっとは狂ってくるそうです。だから棟梁の腕が良くて刻み方が違ったんだと思います。

あとは、おじいさんこだわりの土壁は名古屋城の本丸御殿と同じ土を使ってるんです。それが自慢です。

息子は自分の部屋を思う様に、吹き抜けにして梁を見せて、家具も高さから幅や中の仕切りまで全部特注にしました。

丸太梁が美しい天井とこだわりの家具
丸太梁が美しい天井とこだわりの家具
木の板の形にカットしたガラスがすばらしい一枚板のテーブル
木の板の形にカットしたガラスがすばらしい一枚板のテーブル

― 住み心地はいかがですか?

 

伝統的な造り方をしていますが、不便と思うことはないですね。すごく引戸が楽ですね。場所をとらないし。開けっ放しにしても邪魔にならないし。パッとおさまっちゃうから引き戸が便利。

洗濯物を干すところが使いやすくて。広くてもったいないかなとも思うんだけど、正面が洗濯物を干すところになるので、外まで一直線に持っていけるようになってるのが便利です。

天井なんかも四年経った今でも本当にきれいでしょ。こういう板はね素手で触ると手の跡が付くんですって。何年かするとその跡が浮かび上がってくるらしいんだけど、全然跡がないでしょ。だから大工さんは気を付けて貼ってくれたのよ。丁寧な仕事をしてみえるって今でもわかります。

和室も自慢で。普通は壁にエアコンを付けちゃうけど、せっかくの和室の雰囲気が崩れてしまうので、格子の中に隠して付けもらいました。配線とかも見えないし。

迫力ある梁丸太が印象的な吹き抜けの天井
迫力ある梁丸太が印象的な吹き抜けの天井

いつもご飯食べに来るとおじいちゃんここに座ってこうやって見て、「いい色になって来たなぁ」って色見て梁見て「こんないいのはどこいっても入ってない」って。それ!ホントに。ここ見てじーっとこのイスでね天井見てチェックするのがおじいちゃんの毎日の喜びっていうそんな感じかな。

 

こんなに立派な家にしてもらって、大勝建設さんに建ててもらって大満足です。